ALPINA B3S E46に使用している燃料添加剤はワコーズの商品を使っている。そのうちの一つである、WAKO’S プレミアムパワーが改良された。プレミアムパワーF160から品番も変わりプレミアムパワーF161にパワーアップした。ざっくり言うと完全燃焼の特許申請もなされていて、改良に向けた姿勢がうかがえる。
F160とF161の違いは体感できずだが
ALPINA B3S E46に、プレミアムパワーの改良前F160と改良後F161を入れた違いは正直わからない。体感もそうだし(私が鈍いだけかもしれない)、燃費上の数値でも変化は見受けられない。ただ、これは別に悪いことではないと思う。プレミアムパワーに限ったことではないのだが、添加剤を入れて変化が手にとってわかると言うことは、車のメンテナンスをそこそこ行なっていないと言うことに繋がると言う見方もできると考えるからだ。
プレミアムパワーの役割
フューエルワンの効果が洗浄なのに対して、プレミアムパワーは燃焼効率の向上にある。さらにその先に、燃焼効率を上げることによりカーボンを付きにくくし摩擦を防ぐことにある。これは以前も記したが、ワコーズ製品の会社であるWAKO’S 株式会社和光ケミカルさんに直接電話で、フューエルワン・プレミアムパワー・CORE601それぞれの役割を聞いたことがある。少し解釈を広げると、プレミアムパワーは摩擦を防ぐ(フリクション軽減)ためにカーボンが付きにくくなるよう完全燃焼に近づけて機械の保護につなげるもので、結果燃費も向上すると言い換えてもいいのではないだろうか。
直噴エンジンではないが
直噴エンジンは燃焼室内及び吸気系にカーボンがたまりやすい。ALPINA B3S E46は直噴エンジンではないので、直噴エンジンに比べればカーボンは付きにくい。とはいえ、総走行距離が多いのでやって少しでも良くなることは取り組みたい。毎回添加剤を入れるのは過剰すぎるかなと思う。年間の走行距離数にもよるが、添加剤毎回入れるコストとワコーズRECSやインテーククリーニングなどのメンテナンスを実施お願いするコストを比較計算するのもいいと思う。
ディーゼル用のWako’s 製品も追加
プレミアムパワーを見ていたら、Wako’s 製品にディーゼル向け燃料添加剤が追加されていたのに気がついた。正確には、サイズ追加になる。ワコーズ D-1 ディーゼルワン F171 200ml だ。これまでは、品番がF170の1,000mlしかなかった。ALPINA D3 E90 のときに調べたことがあり、もう少し容量が少ないものがあればいいのになあと思った。ニーズに応えたのでしょうね。
燃費目的なら本末転倒にならないように
プレミアムパワーに限らず、燃費向上を目的として添加剤を利用する人も多い。ただ、しょっちゅう添加剤を利用すると、「ガソリン代/走行距離 < (ガソリン代+添加剤)/走行距離」という本末転倒になりかねない。私は、なるべくいい状態で車を維持したいと考えているので、その考えに基づいてほどほどに添加剤を引き続き利用する。
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