剪定鋏を研ぎに出そうと思った。しかし、あまりにもひどい状態。まさに錆びだらけ。このまま出すのは良くないなあと思い、できる範囲で錆落としを試みた。
どのくらい使っていなかったのか
表も裏も錆だらけ。椿油を塗ったつもりになってしまっていた。留め具を外すとサッと開くのでよかった。スポンジでどうこうというレベルは超えてしまっている。
錆落とし剤
クエン酸など含め酸性のサビ取り剤は避け、中性のものがないか探す。
スプレーして、5分ぐらいおいてから水で流せばいいようだ。あと、台所スポンジを用意。早速、スプレーすると瞬く間に濃い紫色に剪定鋏が包まれる。車のホイール洗う時に使うスプレーと同じ様子。表側から裏側にして再びスプレー。手は紫色まみれ。バラしたほうがいいと思い。残り2つはネジを外す。
ネジ山は大丈夫そう。これ以上、紫色の手では写真を撮る余裕がなくなる。
アルカリ電解水で中和
紫まみれになりながら、水洗いし台所スポンジでこすり錆を落として行く。だいぶ錆が取れたが、部分的に錆が残っているので再度サビ取り剤をスプレー。このスプレーはパーマ液みたいな匂いがする。2回でほぼ錆は落とせた。しかし、新聞紙においたそばから、うっすらと茶色く錆が浮かんでくる。酸化を中和すればいいのかなと考え、台所のアルカリ電解水を指先で触るとヌルッとする。ph10ぐらいはありそう。さっそく、剪定鋏にアルカリ電解水をスプレーすると茶色くなるのは治った。
最後に軽く水洗い。
ピカールで磨く
薄汚れている部分もあるので、ピカールで磨くことにした。ピカールは石油系なので丁度いい。ウェスは車のトランクにも入れている、いつも使っているもの。だんだんとキレイになって行くので楽しい。とはいえ、錆びだらけの状態にしてしまった道具に申し訳ないなあと感じる。
昔ながらのピカールを用いた。もし、使い切ったら匂いが抑えられた「ピカール ネオ」にしよう。
まあ、そんなに使うこともないのでいつになるかはわからないが。最後に、椿油を両手に垂らして全体に塗っておしまい。
そういえば、KURE556がなぜか家になかった。錆止め効果が実はDX556より高いスーパー556買っておこう。
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