G31 540iのラジエター液漏れ。リザーバータンクの交換を実施。上の写真は左が交換前で、右が交換後のリザーバータンク。対策品で形状が違いますね。交換後は漏れもなく一安心。やはり、ディーラーさんや信頼できるセカンドオピニオンの存在は大きいなあと思った。
どこから漏れているのか
キャップ(17117639020 エクスパンションタンクプラグ)を交換しても、キャップのまわりに冷却水が飛び散ってしまう。キャップを開けて中を覗くと、当たり前だが冷却水が減っている。
MINあたりまで減っています。純正の冷却水を精製水で1:1になるよう希釈して補充するということを何度か繰り返し。水温は一応安定しているが、安心できるものではない。リザーバータンクの交換をすることにした。
交換パーツの新旧
旧パーツの組み合わせ
カテゴリ | 図No | 部品番号 | 部品名 | 数量 |
17_0988 | 1 | 17138742975 | リザーバー | 1 |
2 | 17117639020 | エクスパンションタンクプラグ | 1 | |
3 | 11537793373 | エア抜きボルト | 1 |
新パーツの組み合わせ
カテゴリ | 図No | 部品番号 | 部品名 | 数量 |
17_0988 | 1 | 17139846642 | リザーバー | 1 |
2 | 17117639020 | エクスパンションタンクプラグ | 1 |
図No.1のリザーバータンク形状が対策品になって変わり、図No.3のエア抜きボルトが不要になりました。
リザーバータンク形状の比較
左が対策品の新品で、右がこれまで付いていたリザーバータンク(上下が逆になっています)。上下接合フランジの部分も違いますね。ピッチが細かくなり、長くなっています。継ぎ目部分からの漏れ対策なのかもしれません。
この穴のまわりから漏れていた
上下接合のタンク。したがって、この穴の周りも接合されている。この部分から漏れて、キャップのまわりから吹いているようにも見えていた。
ラジエターフラッシュも実施
リザーバータンク交換もし、せっかくなのでラジエターフラッシュの実施もお願いした。冷却水の交換前に、ラジエターフラッシュを注入して、30分くらいエンジンをアイドリング。ラジエターやエンジンの中に溜まった湯あかをきれいに落とし、冷却効果を高めてくれます。もちろん、冷却水は純水使用で入れてもらえる。
交換して漏れもなくなりよかった。しかし、今時の車は冷却周りも部品が多い。また、E46ならば金属製だった部分も樹脂製が採用されている。軽量化の目的なのかもしれないが、例えばオイルフィルターハウジングなどは金属製の方がいいのではないかと素人ながらに感じてしまう。
最近のコメント