首都高をB3Sで走っていると、後ろからアルピナブルーの車が走っているのが見える。それよりも、特徴的なスタイリングはもしやと思ったら「 ALPINA Roadster V8 」だ。BMW Z8は何度か見たことがあるが、「 ALPINA Roadster V8 」ははじめてだ。(写真はサイドミラー越しの「 ALPINA Roadster V8 」)
BMW Z8は何度か見たことがあるが
Z8(ズィー・エイト、ツェット・アハト)は、ドイツの自動車メーカーBMWが2000年から2003年まで製造・販売していたオープンカー(ロードスター)である。コードネーム(モデルコード)は、E52。一代限りで生産が終了された。1956年から1959年まで生産されていたBMW・507をモチーフにし、南カリフォルニアのデザインセンターにおいてデザインされた。アストンマーティン・DB9やヴァンテージのデザインを手がけたヘンリック・フィスカーの出世作でもある。
クラシックな感じがして、BMWらしくないがなんかいいなあと思ってはいた。ウィキペディアを見てその訳がわかった。Z8の後にデザインした「アストンマーティン DB9やヴァンテージ」のデザインと同じデザイナーさんであるせいだろう。ジェームス・ボンドが先にくるが、アストンマーチンは好きな車メーカーだ。ボンドカー繋がりは偶然だろうか。
「 BMW 507 」をモチーフに
(写真右「BMW 507」・写真右「アルピナ ロードスター V8( E52 )」)
フロントガラスが垂直に近く立っているところは似ている。他は正直うーんという感じだが、クラシックな感じがE52には漂う。もしかしたら、ヨーロッパもいいが西海岸も似合う車かもしれない。実際に走っているところは写真よりもはるかにいい。シルバーのZ8をはじめて見たときのE52には他のBMWにはないオーラを感じた。3車種のスペック比較をしてみた。
BMW 507・BMW Z8(E52)・ALPINA Roadster V8
E52でも「ALPINA Roadster V8」の方が「Z8」より排気量が小さいことが意外だった。同時に、トルク重視のALPINAらしいなあとも感じた。
ALPINA Roadster V8 E52 にはスペック表にはない艶もすごい
首都高では写真のような横姿と後姿がみたくて、車線変更をしてしまった。ハードトップの正にこの姿を目にすることができた。真横で走っている姿をしばらく見ることができたのは嬉しかった。首都高から一般道に移っても、しばらくは向かう方向が一緒で、交差点を曲がるときにすぐ後ろに「ALPINA Roadster V8」がいた。ルームミラー越し、ドアミラー越しでも満喫させていただいた。繰り返しになるが、実際に走っている「 ALPINA Roadster V8 」は艶っぽくて素敵だった。いつかまたお会いしたいものだ。
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