ALPINA B3Sの法定12ヶ月点検結果は非常に良好。事前に気になっていることを伝えていなければ、何もなさすぎて法定12ヶ月点検の請求を忘れかかったぐらいに良好とのことだった。この結果もあって、BSP(Bosch Service Program)は来年実施することになった。総走行距離145,635km。
事前に伝えていたこと
- エンジンのかかりが悪いときがある。
- エンジン2,000回転ぐらいで巡航すると、 タタタタという音がする。特に走りはじめが顕著。 (5速2,000回転で80km/hなど)
- シフトノブ下から、コトコト音とウネリ音。 (ミッション交換で相当改善されたが。2.とは別。)
- センターコンソール、カップホルダービビり音
- 運転席シートが運転してて背中側ガタッとするときがある。
- マイクロフィルター交換のタイミング判断。
- エアクリーナーフィルター交換のタイミング判断。
- BSP(Bosch Service Program)
エンジンのかかりが悪いときがある
エンジン暖機後再始動でクランキング時間が少し長いときがあること確認された。セルモーターが原因ではない。かかりがものすごく悪いわけでもないことがわかった。この流れで色々みていただいた結果、ラムダセンサーの波形が若干良くないことがわかった。ここからがYさんのいいところ。テスト用のエアマスセンサーに変えて点検をしたところ、ラムダセンサーの数値に変化はなかったが、アイドルアクチュエーターの数値・アイドリングの回転偏差・エンジンの振動が下がった結果となった。エンジン始動時の問題にはあまり変化がないということだが、エアマスセンサーの交換を近々行おうと思う。
エンジン2,000回転ぐらいで巡航すると、 タタタタという音
異常音ではないという診断だった。総走行距離からHVA(Hidraulic Valve Adjuster)などが疑わしいとも言えるが、そうだとしてもHVA交換するタイミングはもっとわかりやすい音がするということだ。また、HVA交換をするならば、それだけ行うのではなく、エンジンの完全オーバーホールとまではいかなくともそれなりに範囲など計画を立ててからにしようということになった。この考えに大賛成だ。
シフトノブ下から、コトコト音とウネリ音
トランスミッションの交換で相当改善されたが、まだ気になるときがある。これについては、ディーラーさんが再チャレンジの申し出していることも踏まえYさんと相談し、一旦ディーラーさんに任せることとした。
センターコンソール、カップホルダービビり音
防音シートの取付にて、ビビリ音を止めていただいた。ポイントがわかっているのだろう見事なものだ。
運転席シートが運転してて背中側ガタッとするときがある
締付けと給油をしてもらった。これでしばらく様子を見ることになった。
マイクロフィルター交換タイミング判断(エアーキャタライザー実施)
今回リクエストしたエアーキャタライザー実施にマイクロフィルター交換も網羅されている。特に薬剤臭が残ることもなくていいと思う。走行距離や走行頻度にもよるのだろうが、半年に一回お願いしてもいいかなあと思った。洗車で室内清掃を頻繁にお願いしているのであれば、半年に一回エアーキャタライザーをお願いした方がいいのではないかとも考える。
エアクリーナーフィルター交換タイミング判断
今回変えても良かったのだが、エンジン始動に関する診断を元に、近々交換しようと考えているエアマスセンサー(エアマスメーター)と一緒に実施しようと思う。
BSP(Bosch Service Program)はまだ行わず
もちろんこのタイミングで行うこともできたのだが、エアマスセンサーを交換してからBSP(Bosch Service Program)を実施することにした。これもYさんからのアドバイス。法定12ヶ月点検の結果からも非常に良好なB3S。そのうえで、健康診断としてBSPを行うのであればエアマスセンサーを交換してからの方がいいということだ。紳士的なこういう対応もYさんのよさだ。
ついでに・・・
「ミッションオイルの交換」と「オイルフィルタハウジングにマグネット取付」を行った。
ALPINA B3Sの法定12ヶ月点検を受けてみて
B3Sに限らず、ディーラーさんではないところで法定12ヶ月点検を受けたのは今回が初めてだ。感じたことは、ディーラーさんよりも点検内容というか質感が高いのではないかということだ。定型エビデンスだけではなく、コンディションレポートももらえる。説明も機械的でなくわかりやすく、端折ることなく誠実に行われる。非常にいい経験をした。
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