ALPINA B3Sの駆動系でなかなか実施できなかったプロペラシャフトとデフなどの交換。元々は、デフだけやろうと考えていた。しかし、駆動系でなかなかやらないところも含めて再考した結果、範囲を広げて手を入れることにした。これで、駆動系はそれなりにリフレッシュが終わったのではと思う。総走行距離は170,290km。
デフはALPINA専用部品
車の乗り方にもよるのだろうが、デフがどのくらいの走行距離まで大丈夫なのかはわからない。ALPINA B3Sが手元にきた時点での走行距離は134,868km。そこから、運転を楽しみながらもメンテナンスしてリフレッシュを図ってきた。ただし、ALPINA専用部品は手に入りにくくなると困ることもある。デフの在庫があるうちに交換をする方がより良いのだろう。そこで、数年前に最後の二つのうち一つを入手しておいた。ミッション交換をする際に、一緒に実施しなかったのはNVHの原因を特定したかったから。やっとこのタイミングを迎えることができた。
デフ交換のもう一つの候補DREXLERも考えたが
純正パーツ好きなので、社外品を取付けることはほとんどない。ALPINAでLSD設定がある場合、デフ玉はDREXLER製であることが多い。ALPINA B3S E46用の具体的な設定をDREXLER社とやりとりもした。それでも、DREXLERのLSD導入に踏み切れなかったのは、オリジナルから離れる感じが自分の中で大きな抵抗となってしまったからである。しかしながら、正直今でも気になっているパーツである。
プロペラシャフトもALPINA専用部品
トランスミッションとデフをつなぐプロペラシャフト。トランスミッションとデフを交換するならプロペラシャフトも交換してしまおうと割り切っていた。しかし、時期が一緒とはならなかったが、これを機に交換することにした。確かこのALPINA専用部品も最後の二つのうちの一つ。意外だったのが、ユニバーサルジョイントディスクやセンターベアリング(センターマウント)も含まれていた。なお、B3SのユニバーサルジョイントディスクはE46 M3用、センターベアリングはE39 M5用と共通。そして、プロペラシャフト交換タイミングを活かして、サイドブレーキのワイヤー交換も行った、
ドライブシャフトも交換・・・
ここまできたらドライブシャフトも交換。B3Sのリアアスクルはは330dのパーツを用いているものが多い。クーペだから330cdパーツの33217504523ではなく、クーペやカブリオレであっても右側のアウトプットシャフトは33217504522が正解。(33217504523の方が14mm長いので注意が必要。)
カテゴリ | 図No | 部品番号 | 部品名 | 数量 |
33_1069 | 1 | 33217504521 | アウトプット シャフト L | 1 |
1 | 33217504522 | アウトプット シャフト R | 1 |
錆びだらけのドライブフランジハブも交換するので、ホイールベアリングも交換。
カテゴリ | 図No | 部品番号 | 部品名 | 数量 |
33_0838 | 1 | 33411095774 | ドライブ フランジ ハブ | 2 |
5 | 33412295519 | サービス キット R ホイール ベアリング | 2 |
駆動系は一通りリフレッシュ
トランスミッション、プロペラシャフト、デフ、ドライブシャフトと一通り終え試運転。とても気持ちが良い。もちろん、気分的なものかもしれないし、すごく良くなったというのではない。しかし、なんとも言えないが、駆動系がよりまとまった感じがする。デフオイルの交換まで、この感覚を覚えておこう。
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