2018年7月16日(月)の18:00ごろに東北自動車道の鹿沼IC辺りの出来事。アクティブハイブリッド3が突然の雹(ひょう)に見舞われた。(写真は当日の状況ではなく参考)
雹(ひょう)って何か改めて調べた
ウィキペディアを検索した。
雹(ひょう)とは積乱雲から降る直径5mm以上の氷粒。直径5mm未満の氷粒は霰(あられ)と呼ぶ。雹が降ることを降雹(こうひょう)と表現する。
雹は激しい上昇気流を持つ積乱雲内で発生するので雷と共に発生する場合が多い。
雹は空中で、落下して表面が融解し、再び上昇気流で雲の上部に吹き上げられて融解した表面が凍結することを繰り返す。その過程で、外側に他の氷晶が付着したり、過冷却の水滴が付着し凍結したりして、だんだんと氷粒が成長していく。そのため、大きな雹を割って内部を見ると、融解後に凍結した透明な層と、付着した氷晶の不透明な層が交互にある同心円状の層状構造をしていることが多い。成因は氷あられと全く同じであり、氷あられが成長して雹になる。
雹は成長するにつれてその重さを増していく。その重さを気流が支えきれなくなったり、上昇気流が弱まったり、強い下降気流が発生したりした時に、地上に落下する。
雹は積乱雲の発生が多い夏季に多いが、地表付近の気温が高いと完全に融解して大粒の雨になってしまうので、盛夏にあたる8月前後よりも初夏の5月〜6月に起こりやすい。また日本海側では冬季にも季節風の吹き出しに伴って積乱雲が発生するので降雹がある。
雹が落下するときには、小さいものでもパタパタ、パラパラという音を立てる。大量に降った場合、雨の音と混じるなどして非常に大きな音を出し、周囲の音が聞こえないくらいの騒音となることもある。
雹の大きさは数mmのものが多いが、時に数cmにも成長し、ゴルフボール大となることもある。
(ウィキペディアより引用)
「竜頭の滝」は心地よく、青い空
中禅寺湖近くの「竜頭の滝」にいた一時間前(17:00頃)は写真の通り青い空が見えていた。この3連休の猛烈な暑さから少しでも遠ざかりたくてドライブに出かけた。この辺りはそんなに混むこともなく、いろいろな角度で水が流れる様子を散策しながら眺める。駐車場は滝の上と下両方にある。下の方がいい気がする。単純に上流に向かって階段を登って行くほうが、戻るときに階段を降りるので気分が楽。また、滝の下には茶屋があって「みたらし団子」がなかなか美味しい。この茶屋では、写真のように滝を目の前にして甘味や蕎麦をいただける。日中すごく涼しかったわけではないが、来てよかったと感じる贅沢な空間だ。
次は「 麺屋 ようすけ 」に向かう
帰りがてら、佐野ラーメンの「 麺屋 ようすけ 」に寄ろうと出発。19:00過ぎると結構待つ場合があるので、19:00前には着きたい。カーナビタイムでルート検索。いろは坂を下り、日光宇都宮道路から東北自動車〜北関東自動車道の佐野田沼ICへと案内。日光宇都宮道路から東北自動車に移る頃、遠くにカミナリが光るのが何回か見えていた。渋滞もなく進んでいると、東北自動車道の鹿沼IC辺りでカーナビタイムが「まもなく、非常に激しい雨の恐れがあります。ご注意ください。」と、初めて聞くアナウンス。
バンバンという雨ではない音
こんなことも教えてくれるのかと感心していると、ポツリポツリとフロントガラスにさほど大きくない雨粒が当たり始める。「非常に激しくはないじゃないか。」と思った矢先に、前が見えないぐらいの雨が降ってきた。カーナビタイムの言った通りです。ワイパーは忙しなく動いている。窓ガラスの撥水加工がこういう時に役立つ。路肩にはバイクを停めて、雨具をかぶるライダーの姿が見える。皆安全運転のためスピードはかなり落としては走っていると、「バンバン」という音が聞こえる。激しい雨は降っているが、その雨の音とは異なり何秒かに一回「バンバン」が混じる。
ヒョウにあった(雹に見舞われた)
何か分からなかったが、屋根に硬いものが当たる音であることは間違いない。3回ぐらい音を聞いて「あ、雹(ひょう)だ。」とわかった。もしかしたら、自分で運転していて雹に見舞われたのは初めてかもしれない。運転しながら「ヒョウニアッタ」と発音だけ聞くと変だなあとつまらない事を思う。それとともに、車ボコボコなってはいないかと思う。こればかりはどうなっていても、この段階では諦めるしかない。考えても仕方がないので、運転に集中。岩舟JCTから北関東自動車に移ると、雨もほとんど降らなくなった。ピタリと止んだに近い。
やはりヒョウにやられた
19:00少し前に予定通り「 麺屋 ようすけ 」に到着。並ばずにそのまま入れた。屋根を見ると米粒大で3箇所ほど塗装がやられた。ボンネットなどもあると思うが、あえて探さず。致命的なのはなさそう。雹(ひょう)に見舞われたのが大量ではなかったので、まだよかった。ウィキペディアによると「降雹による被害を雹害(ひょうがい)」という。
直径が5cm以上もあるような巨大な雹は落下速度が100km/hを超え、単独でも甚大な被害を出す。自動車のボンネットや窓ガラス、家屋を破損させたり、農作物に大きな被害を与えたりする。大きな雹が人間や動物に当たると怪我をして、頭部に直撃した場合には脳震盪を起こしたり、死の危険性さえある。(ウィキペディアより引用)
今回のが直径何センチかはわからない。この程度で済んだのでよかった。目当ての「 麺屋 ようすけ 」で美味しい佐野ラーメンも並ばずにすんなり入れて食べられたことだし。
カーナビタイムは優秀
あとで調べてわかったのだが、カーナビタイムには「天候案内」機能がある。目的地の天気をルート案内開始時と目的地到着時に教えてくれるのはわかっていた。これ以外にルート案内中がある。
カーナビタイム「天候案内」発話内容詳細(カーナビタイム公式HPより引用)
発話するタイミング 発話内容 発話例 ルート案内開始時 目的地の天候 「音声案内を開始します。実際の交通規制に従って走行してください。到着時刻頃の目的地の天気は晴れ、降水確率10%です。」 ルート上の気象警報/注意報 「走行予定のルート上に、大雨、洪水、波浪警報が発令されています。ご注意ください。」 ルート案内中 目的地の天候の変更 「目的地の天気予報が変わりました。到着時刻頃の目的地の天気は雨、降水確率30%です。」 新たに発令されたルート上の気象警報/注意報 「走行予定のルート上に、大雨、洪水、波浪警報が発令されています。ご注意ください。」 ルート上のゲリラ豪雨などの強い雨の発生 「まもなく、○○付近で非常に激しい雨の恐れがあります。ご注意ください。」 目的地到着時 目的地の今後の天候 「音声案内を終了します。この後の天気は曇り時々雨、降水確率60%です。傘を持っていくと安心です。」 「音声案内を終了します。この後の天気は晴れ、降水確率10%です。最高気温35℃です、熱中症にご注意くだ
改めてカーナビタイムは優秀だなあと「ヒョウにあって」わかった。
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